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ピトレスク

築約70年になる「しころ造り」の古民家に暮らしはじめること2.5年。
その間に、残念なことに
いくつかの日本家屋がこの地域から姿を消していきました。
そんなお家たちから箪笥や建具を頂いたりすることが多々あります。
下の写真にある、リビングと玄関を仕切る葦戸もそのひとつ。
櫛の目みたいに細かく編まれた葦の一本一本に
手仕事の美しさを想いながら埃を落とし、はめてみました。
リビングの椅子に座って
強すぎるくらいの陽射しが照らし出す、玄関わきの笹たちが
戸の隙間から揺れるのを眺めると
何とも絵画的でうっとりします。
「家は夏をむねとすべし」と言ったむかしの人のことば通り
日本の家はなんと、夏が似つかわしいことでしょう!
大切に守って行きたいと思います。

さて、主人が殆ど1人で一生懸命リフォームしてきた我が家が
雑誌に載せて頂けることになりました。
2011年6月20日発売の「天然生活」(本誌)です。
みなさま是非ご覧下さいませ。

願いはいつも、これ以上古民家や日本家屋が壊されることなく
慈しまれ、末永く住む人を守り続けてくれんこと。
だって、日本から日本らしい家がなくなったら
残念じゃないですか、ね。

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