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井戸と赤ちゃん

昨年の今頃は、玄関部分のリフォームをしていました。
土間に張られていたタイルを全部とり、水はけをよくするために
さらに掘り下げて、地面のレベル(水平具合)を整え
小石や防水シートをしきつめて土間をつくり
床の基礎も作り直し、フローリングとあがりかまちも作製。
玄関横の壁一面に貼られていた石をとりこわし、柱を数本たして補強…。
玄関の横にあるお手洗いに行くのに、いちいち靴をはかねばならない
大工事が3ヶ月続きました。

その間、玄関の横の座敷の基礎部分をよくみると
梅雨でたまった水が流れ込んでいることがわかりました。
木造の日本家屋に水や湿度は御法度。
シロアリを招く原因になります。
ただでさえ、うちは田んぼの横にど〜んと建っているし
地質も粘土質。水がたまりやすいみたい。
「水は低きにしたがって流れるよね」と言いながら主人と思案し
井戸のポンプを修理して、どんどんたまっていた水を排出。

減ってゆく井戸水を見ながら祖母の言葉を思い出しました。
祖母の家には井戸があり、叔父が同居しはじめるときに
「これから子供が産まれて、落ちては危ないから」
といって井戸を埋めようとしました。
滅多なことでは怒らない優しい祖母が
私の記憶ではたった一度だけ
「水を絶やすとだめ。跡継ぎが産まれなくなる」と強く反対。
しかし結局井戸は埋められ、偶然かもしれないけれど
叔父夫婦は子供をさずかりませんでした。
(でも今は自然と動物に囲まれて幸せにしています)

これと逆の発想をしてみると…
滞っていた水が流れたので
私は「こんなことしたら子供を授かるかもれない」と
ぼんやり思っていました。
そしてそれから半年ほどしたら本当に子供を授かりました。
これも偶然かもしれませんがね〜。
でも、水は生命のみなもと。
放射能で日本中のあらゆるものが汚染されている昨今
しみじみ、そう思うのです。



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